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咬合調整

咬合調整

咬合は顎の関節と密接な関係があり、咬合の不良は顎関節を傷める大きな原因の一つと考えられるのです。

咬合調整とは、歯や補綴物をほんの少し削ることによって、噛み合わせを調整することなのです。

顎関節症というのは顎関節の病気に対するいわゆる総称であり、その原因と症状にはいろいろなものがあるのです。

そして、解明されているどころかわからないことがまだまだ多く、治療法も確立されているとは言い難いのが、この顎関節症という病気でもあるのです。

咬み合わせの調整を咬合調整というのです。

歯を抜いたり、不適切な形の冠を歯に被せたりして噛み合わせが悪いと特定の歯だけに過大な力が加わり、結果的に歯を支えている骨などの歯周組織に大きな負担がかかり、歯が揺れてきてしまうのです。

これを咬合性外傷といい、このような噛み合わせを外傷性咬合というのです。

不正咬合が続くと、特定の筋肉が常に緊張して顎の位置を偏奇させ、やがて姿勢のゆがみにまで及び、不快な全身症状の原因となっているようです。

人間の口の中は非常に敏感なため、咬合調整で噛み合わせを0,1mm変えるだけで、噛んだ時の感覚が大きく変わるのです。

閉口時の関節円板の位置が本来の位置より前方にズレているため、開口運動時に下顎頭が関節円板の下にもぐり込んだような状態となり、一気に上に乗った瞬間カックンというような音が出るのです。

これは、開口運動時のみの場合、閉口運動時のみの場合、往復どちらでも音の出る場合があるのです。

一般的に、インプラントにすると天然の歯よりも強くかめるようになりますから、それだけ咬合調整が大切になってくるのです。

咬合が強く、かみしめなどが顕著だとさらに悪化しやすくなるのです。

一方で同じような噛み合わせでも歯周組織が頑丈な場合、こんどは歯に亀裂が入ったり真っ二つ割れたりする事もあるのです。

いずれにしても咬合に問題があると、歯や歯周組織にダメージを与えてしまうのです。

インプラント治療における咬合調整には三段階あるのです。

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